さっそく皆さんに質問です!
- 記憶力がなくて困ったことがある
- 話す内容がまとまらずに困ったことがある
- いつまでもプレゼンや発表が上手くならない
こんな経験ありませんか??
びっくりするかもしれませんが、これらのほとんどは「マジカルナンバー」と「チャンク化」を理解しておけば解決するんです!
聞いたことのない単語かもしれませんが、この記事を読めば簡単に理解できるので、ぜひ最後まで読んで「マジカルナンバー」と「チャンク化」を自分のものにして帰って下さい。
マジカルナンバーとチャンク化、これであなたもスティーブ・ジョブズ
「マジカルナンバー?」と「チャンク化?」いったい何の業界用語??って感じですよね(笑)
でも、SNSやネット上で情報発信などをしたいのであれば必須の知識なんです!
それ以外にも普段の話し方や会社でのプレゼン等にも役立ったりと、知っておくだけでとっても便利な知識なんですよ。
それでは、早速答えから見てみましょう↓
- マジカルナンバー:人が1度に記憶できる物事や数字の数
- チャンク化:情報などを分けることで記憶しやすくする方法
ざっくりした答えはこんな感じです。
これらをしっかり理解して使うことで、記事の最初で皆さんに質問した
- 記憶力がなくて困ったことがある
- 話す内容がまとまらずに困ったことがある
- いつまでもプレゼンや発表が上手くならない
上記のような悩みがかなり改善できると思います、興味がある人はこの後の記事で詳しく解説しているので読んでみて下さい。
マジカルナンバー
「マジカルナンバー」とは、人間が1度に記憶・把握できるものの数で、アメリカの心理学者(ジョージ・ミラー)が提唱しています。
人におけるマジカルナンバーは7 ± 2だと言われていたんですが、
ミズーリ大学で行われた新たな実験結果により、近年ではマジカルナンバーは3〜5であるという考えが主流になってきています。
〜参考論文〜
チャンク化
「チャンク化」とは、情報などを分類・分割することで記憶しやすくする方法です。
この「チャンク化」を先ほど述べた「マジカルナンバー」と組み合わせることで、色んなことが記憶に残りやすくなります。
例えば、数字の羅列を「チャンク化」してみましょう。
- 通常:121232343
- chunk:121− 232 − 343
どうでしょう?チャンク化している方がパッとみた時に覚えやすくないですか??
数字や把握したい内容をマジカルナンバー(3〜4つ)ごとのグループに分けるだけで、覚えやすくなるのでぜひ色んな場面で有効活用してみて下さい。
具体的な使い方とその例
チャンク化とマジカルナンバーの使い方
簡単な例では、情報発信などでよく目にする「〜3選」や「〜5つの法則」などがわかりやすいと思います。
これは「チャンク化」を用いていて、伝えたい内容を3〜5個に分けている事を視覚的に相手に伝える役割を果たしています。
そして、分ける時に数字をマジカルナンバーにすることで、脳が「3つや5つくらいならすぐに覚えれそうだな」と感じるので、読者や聞き手の興味を引くことができるのです。
仮にこれが「〜30選」や「〜100の法則」だと、読者の脳は「量が多すぎる」「把握しきれない」と判断するので、興味を持ってもらえる可能性が低くなるわけですね。
より具体的な例を挙げるなら、スティーブ・ジョブズのiphone発表時のスピーチが最高の例です。
この動画内で彼は、機能が多岐にわたる iphone を発表する際、ポイントを3つだけにピックアップして解説することで多くの聞き手を引き込み、スピーチを大成功させました。
発表やスピーチ、情報発信の際にマジカルナンバーを意識すると、スティーブ・ジョブズの様に他人の心を掴みやすくなると思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
→ 人が1度に記憶できる物事や数字の数(3〜4)
→ 情報などを分けることで記憶しやすくする方法
→ 記事内のスティーブ・ジョブズの動画が最高のお手本
→ 発表やスピーチ、情報発信などの様々な場面で活用できる
「マジカルナンバー」と「チャンク化」、少しでも理解できたでしょうか?
情報発信したい方はもちろん、普段の生活や仕事でもかなり活かせる知識ですよね。
皆さんがこの2つのスキルをしっかり使いこなして、スティーブ・ジョブズのようになってくれる事を願っています(笑)
〜 合わせて読みたい 〜
私が「マジカルナンバー」と「チャンク化」を意識して書いた「習慣化のコツ、オススメ3選」を例として載せておくので、興味を持った方はぜひ参考にしてみて下さい。